こんばんは
山尾彩子です。
寒くなりました。雪こそまだ降っていないですが、道を歩く時も風が冷たくなりました。
人のいることを感じることがあります。
泣いている人、笑っている人、心配している人。そんな顔をして、どうしたの?と思う瞬間、いるんだなぁと実感します。
いるというのは当たり前のようで、すぐになくなります。引っ越したり、異動になったり、離れて行く時、初めて実感する。そんなことはもうわかっているのに、全然、全然慣れないし予備もできない。
ただ、悲しかったり、さみしかったりする。ただ、それをやり過ごすことしかできない。
でも、会えなかったことを考えると、会えた方がいい。
それだけが、救いのように私を導くような気がします。
会えた方が、いい。
それは、絶対なので、かまわないと思います。
丸いおせんべいは食べたらいびつになくなります。
でも、絶対おせんべいは丸かった。はじめて丸いおせんべいを食べた時みたいな、当たり前にかじりついた時の気持ちで、これは当たり前の特別なんだと、出会いについて思いました。